過去問の活用方法 【大宮個別指導塾Veritasヴェリタス】

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塾長の半田です。

高校3年生は、そろそろ志望校の過去問などが気になってくる季節ではないでしょうか。

しかし、どうして過去問を解くのか、明確に意識している受験生はどれくらいいるでしょう。多分、惰性で解いている人が大半なのではないかと思います。

では、本当に過去問を解く意味はどこにあるのでしょう。

大宮西口個別学習塾Veritas講師陣の考える意義は次の3点くらいにあると思います。

1 傾向・出題形式を知る
それぞれの大学には、独特の出題形式、頻出の分野が必ずといっていいほどあるものです。それらを解析するのには、もちろん過去問を解くのが一番です。
例えば、東京大学の英語の大意要約問題などは、何十年と存在する独特の形式で、これに対応する練習をしなければ、なかなかうまく本番一発で対応することは難しいでしょう。
青山学院大学の日本史では、縄文時代から古墳時代にかけての遺跡についての問題が頻出するなど、志望校ごとの対策も必要になってくるのです。

2 難易度を知る。
過去問をやっても、同じ問題が出るわけではありません(もちろん、例外はあり、早稲田の日本史などでは過去に出題されたことがある知識、特に数年前に選択肢で出てきた知識などが頻繁に問われることがあります)。
ただし、過去問を一応、時間通りに解いてみて、どれくらいの難度であるかを知ることは、非常に大事です。合格最低点を見てみて、自分が到達しなければならない実力の程度が、おおまかに把握できるからです。

3 本番での時間配分を探る
過去問を解くと、どのくらいの量の問題が出るのか、どのくらいの難易度の問題が出るのかは、5年分もやれば大まかに把握できると思います。それに従って、何度かシュミレーションしておけば、本番になって時間が足りなくなって焦ったり、時間を節約しようと拙速に解いて、ケアレスミスを連発したりということはすくなくなるかなあと感じています。

他にも、多くの過去問を解けば、単純に実力がアップするというメリットもあると思いますが、いわゆる「過去問」の活かし方は、おおむね上記のようなことかと思っています。

皆さんも、過去問を解く利点を意識して、これから解いてみてはいかがでしょうか。一緒に頑張る受験生をVeritasは応援しています。