2025/06/21
夏といえば、まとまった学習時間を確保できる絶好のチャンス。特に受験生にとっては、ここでの頑張りが合否を分けると言っても過言ではありません。しかし、その「夏の学習」を成功させるカギは、実は**夏が始まる前の“今”**にあります。
夏にしっかり勉強するためには、学習の土台となる習慣化が必要です。いきなり長時間の勉強を始めても、集中力が続かない、計画が崩れる…といったことになりがち。そこで、夏前のこの時期に「毎日決まった時間に勉強する」「学習記録をつける」「スキマ時間を有効に使う」など、自分に合ったルーティンを見つけておくことがとても重要です。
たとえば、まずは1日30分〜1時間の朝学習から始めてみましょう。朝は頭がすっきりしていて、暗記や読解に適しています。「朝に単語10個」「前日の復習15分」など、無理のない小さな習慣から始めると、自然と勉強が日常の一部になっていきます。
また、学習を記録する習慣もおすすめです。自分が「何をどれだけやったか」を“見える化”することで、達成感が生まれ、やる気も持続しやすくなります。塾でもよく使っている学習計画表や、アプリを活用するのも良いでしょう。
この時期は、部活動の大会や行事で忙しい生徒も多いですが、だからこそ「短い時間でも集中する力」「毎日続ける姿勢」が大きな差を生みます。夏を本当の勝負の時期にするために、今こそ“学習の型”を固めておきましょう。