2025/08/09
夏休みも半分が過ぎました。序盤は「よし、この夏で成績を上げるぞ!」と意気込んでいた人も、今は少し疲れが出てきたり、予定通りに進まなかったりしていませんか? 実は、夏休み中盤は勉強の流れを立て直す絶好のタイミングです。
まずやってほしいのは、この夏休み前半を振り返ること。
・どの科目に多く時間を使ったか
・計画通り進んだ部分、遅れた部分
・結局ほとんど手をつけられなかった課題
こうした事実を把握することが、後半を充実させる第一歩です。
夏休みは長いようで短いもの。中盤を迎えた今、時間をただ消費するのではなく「残りの日数で何を達成するか」を具体的に決めることが大切です。たとえば、英単語を500個覚える、数学の苦手単元を2つ仕上げる、古文の基礎文法を完璧にする、など“達成感が得られる目標”を設定しましょう。
また、この時期は生活リズムの乱れにも注意が必要です。夜更かしや昼起きが続くと、後半の集中力が落ちてしまいます。学校が始まったときに朝から頭が働くよう、今から起床・就寝の時間を整えておくと安心です。
勉強の効率を高めるコツは、「午前に一番大事な勉強をする」こと。午前中は脳が冴えているため、暗記や新しい内容の理解に最適です。午後は演習や復習に回すと、知識が定着しやすくなります。
そして、部活や習い事がある人は、勉強時間を“まとまって取る”よりも“こま切れ時間を積み重ねる”ことを意識してください。10分でも20分でも毎日繰り返せば、夏の終わりに大きな差がつきます。
夏休みのゴールは「やり切った」と胸を張れる自分でいること。完璧な計画や長時間勉強ができなくても、残りの期間で必ずできることがあります。立て直しの一歩は、今日から始められます。
夏休みのゴールは「やり切った」と胸を張れる自分でいること。完璧な計画や長時間勉強ができなくても、残りの期間で必ずできることがあります。立て直しの一歩は、今日から始められます。
この夏に頑張った時間や努力は、必ず秋以降の自信になります。今からの一歩一歩が、未来のあなたを作ります。夏の真ん中からでも、伸びることは十分可能です。迷ったらとにかく机に向かうこと。その積み重ねが、あなたを合格へ近づけます。