10月の終わり”は、リスタートの合図

気づけば10月も最終日。行事やテスト、模試などが続き、気づかないうちに1か月が過ぎてしまった人も多いのではないでしょうか。
でも、月の終わりは“区切り”であると同時に、“リスタートのチャンス”でもあります。

勉強や部活では、「思うようにいかなかった」「今月はサボってしまった」と感じることもあるかもしれません。
けれど、それを振り返ることこそが、次の成長の一歩につながります。
人は完璧に続けられるわけではありません。大切なのは、“やり直すタイミングを自分で作ること”。
10月の終わりは、まさにそのタイミングです。

まずは、今月の自分を少し振り返ってみましょう。
「できたこと」「できなかったこと」「その理由」――この3つを書き出すだけで、次にやるべきことが見えてきます。
そして、振り返りが終わったら、11月の目標を1つだけ決めてみてください。
たとえば「英単語を毎日50語復習する」「テストの見直しノートを完成させる」など、具体的で小さな目標がおすすめです。
大きな計画よりも、実行できる行動を積み重ねることが、結果的に一番の近道になります。

季節は秋から冬へ。これからは1年のまとめや受験への準備が本格化する時期です。
焦る必要はありませんが、立ち止まりすぎても時間は戻りません。
だからこそ、今日という“区切りの日”に一度立ち止まり、気持ちを整えて前に進みましょう。
「リスタート」は、何か特別なきっかけが必要なわけではありません。
“今日からまたやろう”と思えた瞬間、それがあなたにとってのスタートラインです。

10月を終える今日、自分を責めるのではなく、自分を見つめ直す日にしてみてください。
明日からの11月が、今より少しでも前向きな1か月になりますように。