2025/07/11
7月も半ばに差しかかり、いよいよ夏休みが近づいてきました。受験生にとって、この夏は「伸びる人」と「停滞する人」の差が最も大きくなる時期です。
では、どんな人がこの夏で実力を伸ばすのでしょうか?
まず大切なのは、「全体を見渡す力」を持つことです。やみくもに勉強時間を増やしても、成果にはつながりません。
夏休みに入る前に、現状の自分を冷静に分析してみましょう!
・苦手な単元や科目は何か?
・基礎があいまいなまま進んでいないか?
・今の勉強法で本当に力がついているか?
この3点を見直すことで、優先順位をつけることができます。特に、「わかったつもり」になっている単元は要注意!!基礎が抜けたまま応用に進んでも、結果は出ません。
次に、時間の使い方を最適化すること。
夏は1日10時間以上勉強できると思われがちですが、最初から飛ばしすぎると中盤で燃え尽きてしまいます。
最初の1週間は、体調を見ながら徐々に勉強量を増やし、1日のスケジュールを整えていきましょう。
例えば、以下のような時間割をベースにしてみてください:
午前:暗記系(英単語・古文単語・社会の知識など)
昼~夕方:思考系(数学・英語長文・理科の問題演習など)
夜:復習・振り返り・軽めの課題
また、勉強の「記録を取る」こともおすすめです。
勉強時間だけでなく、何をやったか、どれくらい理解できたかを記録することで、自分の成長や偏りを可視化できます。
最後に忘れてはいけないのが、心と体のメンテナンス。
集中力を保つためには、睡眠・食事・短時間のリフレッシュも必要不可欠です。
勉強に100%集中するための「余白」も、計画に組み込んでください。
この夏、自分を変えたいなら、まずは「正しい方向」と「現実的なペース」を見つけること。
焦らず、でも確実に。着実に前進していきましょう!